だんきん‐の‐まじわり【断琴の交わり】
《中国、春秋時代、琴の名手伯牙が自分の奏でる心を完全に理解した友人鍾子期の死後、琴の弦を断ったという「列子」湯問の故事から》最も心の通い合う友情。
だんぎょ‐けい【断魚渓】
島根県中部、邑智(おおち)郡邑南(おおなん)町にある、江川(ごうがわ)支流の濁(にごり)川の渓谷。滝があり、名勝地。
だん‐けつ【断決】
はっきりと決めること。判断して決定すること。決断。「起頭の一—こそ、実に終身の勢力なれ」〈中村訳・西国立志編〉
だん‐けち【断結】
⇒だんけつ(断結)
だん‐けつ【断結】
仏語。煩悩(ぼんのう)を断ち切ること。だんけち。
だん‐けん【断見】
仏語。生は現世限りのものであるとし、因果の理法や善悪の業果を無視する誤った見解。→常見
だん‐げん【断弦/断絃】
1 楽器の弦が切れること。また、切れた弦。 2 《琴瑟(きんしつ)を夫婦の仲にたとえるところから》妻に死別すること。妻の死。
だん‐げん【断言】
[名](スル)確信をもってきっぱりと言いきること。「絶対に失敗はないと—する」
だんげん‐てき【断言的】
[形動]⇒定言的(ていげんてき)
だん‐こ【断固/断乎】
[ト・タル][文][形動タリ]周囲の状況や意見に左右されないさま。態度などがきっぱりとしているさま。「—として反対する」「—たる決意」 [副]に同じ。「—拒否する」