もく‐め【木目】
木材の断面に、年輪の配列などによってつくられる模様。正目・板目など。木理。きめ。
もくめ‐がね【木目金/杢目金】
金・銀・赤銅など色の違う金属を重ね合わせて鍛え、木目状の模様を打ち出す技法。また、それによる製品。江戸初期に刀の鍔(つば)の鍛造に始まる。日本独自の金属加工技術。
もくめ‐しぼり【木目絞(り)】
木目を表した絞り染め。
もくめ‐ぬり【木目塗(り)】
漆工芸の技法の一。黒漆を塗り、その上に朱漆で木目を描いたもの。また、木地に木目を錐(きり)先で彫り、その上に漆を塗ったもの。
もく‐もう【木毛】
木材を糸状に削ったもの。果物や陶磁器などを梱包する際に使用。もくも。
もくもん‐の‐じってつ【木門の十哲】
木下順庵門下の10人の弟子。新井白石・室鳩巣(むろきゅうそう)・雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)・祇園南海(ぎおんなんかい)・榊原篁洲(さかきばらこうしゅう)・南部南山・松浦霞沼・三宅観瀾(みや...
もく‐よう【木曜】
週の第5日。水曜の次の日。木曜日。
もくよう‐かい【木葉会】
東京大学工学部建築学科卒業生の同窓会。
もくよう‐クラブ【木曜クラブ】
自由民主党にあった派閥の一。田中派。七日会の解散後、ほぼ同じメンバーで昭和55年(1980)に発足した。昭和62年(1987)に内部から経世会が独立して急速に衰退。平成2年(1990)解散。
もくよう‐とう【木曜島】
《Thursday Island》オーストラリア北東部、ヨーク岬半島の沖にある小島。真珠養殖が行われる。かつて日本人も真珠貝の採取で活躍した。サーズデー島。