しらぎ【新羅】
古代朝鮮の王国名。4世紀中ごろ、朝鮮半島南東部、辰韓12国を斯盧(しろ)国が統一して建国。7世紀後半、唐と結んで百済(くだら)・高句麗(こうくり)を滅ぼし、668年、朝鮮全土最初の統一国家となっ...
しんら【新羅】
⇒しらぎ(新羅)
しらぎ‐がく【新羅楽】
三韓楽の一。上代に新羅から日本に伝来した楽舞。楽器は新羅琴・笛などを用いたが、平安時代に高麗楽(こまがく)に編入された。
しらぎ‐ごと【新羅琴】
新羅楽の主要楽器として伝来した12弦の箏(そう)。長さ約5尺(約1.5メートル)。今日の朝鮮の伽倻琴(かやきん)。正倉院に奈良時代のものが伝存する。
しんら‐みょうじん【新羅明神】
園城寺(おんじょうじ)の鎮守神。新羅善神堂に祭られている。広義には新羅国の神の意。
しんらりょうおう【新羅陵王】
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の小曲。もとは沙陀(さだ)調。舞は廃絶。現在、急の楽章だけが残り、「陪臚(ばいろ)」の急にも転用される。円長楽。