ほう‐そう【方相】
1 仏語。仏道修行の場を、河川・樹木・道路を利用し、あるいは四辺に石を立てたり木を植えたりして、四角に区画して結界すること。 2 「方相氏」の略。
ほうそう‐し【方相氏】
《もと中国周代の官名》宮中で、追儺(ついな)のとき悪鬼を追い払う役。黄金四つ目の仮面をかぶり、黒い衣に朱の裳(も)を着、矛と盾を持ち、内裏の4門を回って鬼を追い出した。
ほう‐そく【方則】
規則。法則。方法。
ほう‐だて【方立】
1 門などに、扉を受けるために両側に立てる小柱または細長い板。ほこだち。 2 牛車(ぎっしゃ)の箱の前後の出入り口の左右に設けた手形のついた木。ほこだち。 3 箙(えびら)の下の方の鏃(やじり)...
ほう‐ちゅう【方柱】
四角の柱。角柱。
ほう‐づえ【方杖】
建築で、垂直材と水平材とが交わる所に、補強のために入れる斜めの材。頰杖(ほおづえ)。
ほう‐てい【方程】
中国の数学書「九章算術」の一章。多元一次方程式の解法を内容とする。
ほうてい‐しき【方程式】
1 未知数を含み、その未知数が特定の値をとるときだけに成立する等式。この特定の値を解または根という。 2 (比喩的に)問題を解決するための方法。解答を得るための決まったやり方。「先行逃げ切りが勝...
ほう‐と【方斗】
十文字に組まれた肘木(ひじき)をその交点で受ける方形平面の斗(ます)。
ほう‐と【方途】
進むべき道。物事を実現・解決するための方法。「—を見いだす」