ほうがん‐し【方眼紙】
直角に交わる縦横の直線を等間隔にひいた用紙。グラフ・統計・見取図などを描くのに用いる。セクションペーパー。
ほう‐きょう【方鏡】
古代の方形の鏡。特に中国唐代に盛行した正方形・長方形の銅鏡。
ほう‐きょう【方響】
古代中国・日本の打楽器の一。音律の異なる小さい鉄板16枚を上下二段の架につるし、2本の桴(ばち)で打つもの。日本には奈良時代に唐楽の楽器として伝わり、正倉院に鉄板9枚が遺存する。方磬(ほうけい)。
ほう‐きん【方金】
方形の金貨。江戸時代の一分金・二分金・一朱金などをいう。
ほう‐ぎ【方技】
方士の行う技術。医術・占星・不老不死などの術。
ほう‐ぎょう【方形/宝形】
1 寺院の堂塔の頂を飾る露盤・宝珠など。 2 「方形造り」の略。
ほうぎょう‐づくり【方形造(り)】
屋根の形式の一。隅棟(すみむね)がすべて屋根の頂点に集まるもの。正方形平面の建物に多く、寺院では頂部に露盤・宝珠などをのせる。
ほう‐ぐみ【方組み】
薬を調合する方法。また、それを書いたもの。処方。処方箋(しょほうせん)。「長者丸といへる妙薬の—、伝へ申すべし」〈浮・永代蔵・三〉
ほう‐けい【方形】
四角形。「—の器」
ほう‐けい【方磬】
方響(ほうきょう)の異称。