日(ひ)の入(い)る国(くに)
日の没する所の国。日本から中国を呼んだ称。→日(ひ)没する処(ところ)「住吉の三津に舟乗り直渡(ただわた)り—に遣(つか)はさる我が背の君を」〈万・四二四五〉
ひ‐の‐うち【日の中】
1 日のあるあいだ。ひなか。にっちゅう。 2 その日のうち。即日。
ひ‐の‐おもの【日の御物】
天皇の毎日の食事。「—きこしめす」〈宇津保・内侍督〉
ひ‐の‐かさ【日の暈】
「にちうん(日暈)」に同じ。
ひ‐の‐かみ【日の神】
太陽神。天照大神(あまてらすおおみかみ)。「吾(あ)は—の御子として」〈記・中〉
ひの‐がわ【日野川】
福井県西部を流れる川。九頭竜(くずりゅう)川第一の支流。福井・岐阜・滋賀3県の県境にある三国(みくに)岳(標高1209メートル)に源を発して北流し、越前市・鯖江(さばえ)市を流れて福井市高屋(...
ひのくま‐じんぐう【日前神宮】
和歌山市秋月にある神社。旧官幣大社。祭神は、石凝姥命(いしこりどめのみこと)の最初に作った鏡という日像鏡(ひかたのかがみ)を神体とする日前大神。境内に国懸(くにかかす)神宮がある。
ひ‐の‐くれ【日の暮れ】
日の暮れるころ。夕暮れ。日暮れ。
ひの‐し【日野市】
⇒日野
ひ‐の‐した【日の下】
天下。世界。あめのした。「あら愚かや忠信は、—において隠れましまさず」〈謡・摂待〉