ひかげ‐つつじ【日陰躑躅】
ツツジ科の常緑小低木。関東以西の山地の崖などに生え、葉は長楕円形で、枝先に集まって互生する。4、5月ごろ、淡黄色の鐘状の花が咲く。さわてらし。
ひかげ‐の‐いと【日陰の糸】
大嘗祭(だいじょうさい)などの神事に、冠の笄(こうがい)の左右に結んで垂らした青色または白色の組糸。
ひかげ‐の‐かずら【日陰の蔓/日陰の鬘】
1 ヒカゲノカズラ科の常緑多年生の蔓性(つるせい)のシダ。山野に生え、茎は地をはい、針状の葉がうろこ状につく。茎から細い枝が直立し、長さ約5センチの黄色い胞子嚢(ほうしのう)の穂をつける。胞子を...
ひかげのむら【日蔭の村】
石川達三の短編小説。昭和12年(1937)発表。貯水池計画により水底に沈む予定の村落に住む人々の悲哀を描く。
ひかげ‐もの【日陰者】
1 表立っては世に出られない身の上の人。 2 世の中に埋もれて、立身出世できない人。
ひ‐かず【日数】
日の数。にっすう。「—を重ねる」
ひ‐かた【日方】
日のある方から吹く風。夏の季節風。地方により、西南や東南の風をいう。《季 夏》
日(ひ)が浅(あさ)・い
まだ日数が多くたっていない。「夫をなくしてから—・い」
ひ‐がい【日買い】
その日その日に入用な分だけを買うこと。
ひ‐がいちょう【日開帳】
寺院などで毎日秘仏などを開帳していること。