しょう‐ちん【昇沈】
[名](スル)昇ることと沈むこと。勢いが盛んになることと衰えること。盛衰。「かく—廃起するは、極善の事に非ず」〈中村訳・自由之理〉
しょう‐てん【昇天】
[名](スル) 1 天高くのぼること。「旭日(きょくじつ)—の勢い」 2 キリスト教で、イエス=キリストが復活後40日目に天にのぼったこと。転じて、人が死んでその魂が天にのぼること。「安らかに—する」
しょうてん‐きょうかい【昇天教会】
《Chapel of the Ascension》パレスチナ地方の古都エルサレム東部のオリーブ山にある教会。復活したイエス=キリストがこの山から昇天したという場所に建ち、内部の岩に昇天の際に付い...
しょうてん‐び【昇天日】
イエス=キリストの昇天を記念する日。復活日後40日目の木曜日。主の昇天。昇天祭。《季 夏》
しょう‐でん【昇殿】
[名](スル) 1 許されて神社の社殿に昇ること。 2 平安時代以降、五位以上の者および六位の蔵人(くろうど)が、家格や功績によって宮中の清涼殿にある殿上(てんじょう)の間(ま)に昇ることを許さ...
しょう‐とう【昇等/陞等】
等級が上がること。昇級。「例の—の一件はまだ何(どち)らとも決まらないか」〈逍遥・細君〉
しょう‐とう【昇騰】
[名](スル) 1 高く上がること。「泡とは、圧迫する水の圧力を突き破って—する気力である」〈横光・上海〉 2 物価が高くなること。
しょう‐にん【昇任/陞任】
[名](スル)現職より上位の職に任命されること。「部長に—する」⇔降任。
しょう‐へい【昇平/升平】
世の中が平和でよく治まっていること。「—の世」
しょう‐べき【昇冪】
多項式で、ある文字に関して次数の低い項から順に並べること。⇔降冪。