そう‐ぎょう【早暁】
明け方。払暁(ふつぎょう)。
そう‐じん【精進】
《「そう」は「しょう」の直音表記》「しょうじん(精進)」に同じ。「御—にて、明け暮れ行ひておはす」〈源・須磨〉
そう‐てん【霜天】
霜の降りた冬の明け方の空。
そう‐ぼう【想望】
[名](スル) 1 慕い仰ぐこと。「半蔵が日ごろその人たちのことを—していた水戸の藤田東湖、戸田蓬軒なぞも」〈藤村・夜明け前〉 2 心に思い描いて待つこと。「新社会の実現を日々に—しつつある者」...
そう‐まい【爽昧】
夜明け。昧爽。「—の気」
底(そこ)を割(わ)・る
1 本心を打ち明ける。腹を割る。「—・って話し合う」 2 相場が底値と思われたところからさらに下がる。
そっち‐こっち【其方此方】
《「そちこち」の促音添加》 [代]「そちこち
」に同じ。「—で虫が鳴く」
[副]「そちこち
」に同じ。「ちっと起こしたとって、—言やあがるから」〈洒・甲駅新話〉 「もう—夜が明けるだらう」〈...
そっ‐と
[副](スル) 1 音を立てないように物事をするさま。静かに。「障子を—閉める」 2 他人に気づかれないように物事をするさま。こっそり。ひそかに。「秘密を—打ち明ける」 3 干渉しないで、静かに...
そ・める【初める】
[動マ下一][文]そ・む[マ下二]《「染める」と同語源か》動詞の連用形に付いて、…しはじめるの意を表す。「桜の花の咲き—・めるころ」「夜が白々と明け—・める」「見—・める」
そら‐なき【空鳴き】
本当かと思わせるように鳴くこと。鳴き声をまねること。「天の戸を明けぬ明けぬと言ひなして—しつる鳥の声かな」〈後撰・恋二〉