ほし‐の‐ちぎり【星の契り】
牽牛(けんぎゅう)星と織女星の年に一度の契り。《季 秋》「大濤(おおなみ)のとどろと—かな/蛇笏」
ほしの‐てつろう【星野哲郎】
[1925〜2010]作詞家。山口の生まれ。本姓、有近(ありちか)。雑誌に投稿した詞が「チャイナの波止場」としてレコード化され作詞家デビュー。その後、「黄色いサクランボ」「函館(はこだて)の女(...
ほし‐の‐はやし【星の林】
星の多く集まっているのを林に見たてていう語。「天(あめ)の海に雲の波立ち月の舟—に漕ぎ隠る見ゆ」〈万・一〇六八〉
ほしのまきば【星の牧場】
庄野英二の児童文学作品。昭和38年(1963)刊行。挿絵は長新太。記憶喪失の復員兵と、戦場で死んだ愛馬の心の交流を幻想的に描く。翌年、第11回サンケイ児童出版文化賞、第4回日本児童文学者協会賞、...
ほし‐の‐まぎれ【星の紛れ】
星の光がおぼろに見えること。「ありあけの暁よりも憂(う)かりけり—の宵の別れは」〈拾遺愚草・下〉
ほし‐の‐まつり【星の祭(り)】
「七夕(たなばた)」に同じ。
ほし‐の‐やどり【星の宿り】
《「星宿(せいしゅく)」を訓読みにした語》 1 星座。「天の原ふりさけみれば七夕の—に霧立ち渡る」〈新千載・秋上〉 2 「星の位2」に同じ。「—をふりすててひとり出でにし鷲(わし)の山」〈増鏡・...
ほしの‐ゆきのぶ【星野之宣】
[1954〜 ]漫画家。北海道の生まれ。現実感のある描写でつづられた壮大なスケールのSF作品に定評があるほか、古代史をベースにした伝奇ものも手がける。代表作「宗像教授」シリーズ、「はるかなる朝」...
ほしはきらめき【星はきらめき】
《原題、(イタリア)E lucevan le stelle》⇒星は光りぬ
ほしはひかりぬ【星は光りぬ】
《原題、(イタリア)E lucevan le stelle》プッチーニのオペラ「トスカ」の第3幕の有名なアリア。処刑を前にした主人公カバラドッシが愛するトスカを思って手紙を書く場面で歌われる。邦...