はる‐はやて【春疾風/春早手】
春に激しく吹き起こる風。《季 春》
はる‐ばしょ【春場所】
春に行われる大相撲の本場所。もと、正月に興行されるものをさしたが、現在では3月に行われる大阪場所をいう。《季 春》
はる‐ひ【春日】
《「はるび」とも》 [名]春の日射し。また、春の一日。《季 春》「竹の風ひねもすさわぐ—かな/犀星」
[枕]春の日が霞(かす)む意から、同音の「かす」を含む地名の「春日(かすが)」にかかる。...
はる‐ひかげ【春日影】
春の日の光。春の陽光。春陽。《季 春》
はるひ‐の【春日の】
[枕]「はるひ」に同じ。「—春日の国に」〈継体紀・歌謡〉
はるひ‐を【春日を】
[枕]「はるひ」に同じ。「—春日の山の高座の三笠の山に」〈万・三七二〉
はる‐ぶくろ【春袋】
女児が新年に縫い初めに作る袋。「春」を「張る」にかけて縁起を祝うもの。《季 新年》「かくしたるうちぞ床しき—/蝶夢」
はる‐へ【春方】
《後世は「はるべ」》春のころ。春。「—には花折りかざし」〈万・一九六〉
はる‐まき【春巻(き)】
中国料理の点心の一。刻んだ豚肉と竹の子などの春の野菜を、小麦粉で作った薄い皮で包み、油で揚げたもの。
はる‐まき【春蒔き】
植物の種子を春にまくこと。また、そのような植物。