あと‐な・し【跡無し】
[形ク] 1 跡形もない。はかない。「しるべせよ—・き浪にこぐ舟のゆくへも知らぬやへの潮かぜ」〈新古今・恋一〉 2 人の往来がない。「かよひこし宿の道芝かれがれに—・き霜にむすぼほれつつ」〈新古...
アドレッセンス【adolescence】
思春期。青年期。
アドレッセント【adolescent】
[形動]若々しいさま。思春期・青年期であるさま。
あにいもうと
室生犀星の短編小説。川師の一家の粗野な愛を描く。昭和9年(1934)7月、雑誌「文芸春秋」に発表。成瀬巳喜男、今井正がそれぞれ映画化している。
アニマのとり【アニマの鳥】
⇒春の城
アネモネ【(ラテン)Anemone】
キンポウゲ科の多年草。高さ15〜20センチ。葉は羽状複葉。早春に一つの球根から数本の茎が出て、先に1個ずつ花をつける。花は一重と八重とがあり、色も赤・白・桃・紫など多様。地中海沿岸地方の原産で、...
あふ・れる【溢れる】
[動ラ下一][文]あふ・る[ラ下二] 1 水などがいっぱいになって外にこぼれる。「コップに—・れるほど注ぐ」「川が—・れる」「涙が—・れる」 2 人や物が入りきらないではみだす。また、入りきらな...
あぶ【虻/蝱】
双翅(そうし)目アブ科の昆虫の総称。ハエより大形で、体は黄褐色、複眼は大きい。雌には人畜から吸血するものがある。ウシアブ・メクラアブなどがあり、また、近縁のツリアブ・ミズアブ・ムシヒキアブなどを...
あぶら‐チャン【油チャン】
クスノキ科の落葉低木。山地に生え、樹皮は灰褐色で油を多く含む。雌雄異株。早春に淡黄色の小花が集まってつく。黄色の実は裂けて種子を出す。種子から油をとる。むらだち。ずさ。じしゃ。
あぶら‐な【油菜】
アブラナ科の越年草。高さ約1メートル。葉は裏面が白みを帯びる。春、花びら4枚が十字形に並ぶ黄色の花が総状に咲く。実は細長いさやで、中に黒褐色の小粒の種子があり、これから菜種油をとる。中国から渡来...