しゅとく‐げんか【取得原価】
資産を購入によって取得した場合に購入代価に付随費用を加算して算定された価額。また資産を企業が自ら製作して取得した場合には、原価計算基準によって算定された実際製造原価。時価に対して用いられる。取得価額。
しょう‐はんそん【小半損】
地震保険の損害区分の一つ。居住用建物の主要構造部(壁・柱・床・梁(はり)・屋根・階段)の損害額がその建物の時価の20パーセント以上40パーセント未満の場合、または焼失もしくは流失した部分の床面積...
しんか‐ほけん【新価保険】
火災保険や車両保険などで、損害の保険金額を再調達価額によって設定した保険のこと。再調達価額保険。 [補説]通常、損害保険の保険金額は時価によって設定する。
じ【時】
[音]ジ(呉) [訓]とき [学習漢字]2年 〈ジ〉 1 月日の移りかわり。その間の一点。とき。「時間・時候・時刻・時日/暫時・四時(しじ・しいじ)・瞬時・常時・定時・同時・日時」 2 ある一...
じか‐かいけい【時価会計】
企業会計・法人税額の計算などにおいて、所有する金融資産を決算時の市場価格(時価)で評価する会計。直近の評価損益が明確になるため、簿価会計よりも企業の価値を正確に表しているとされる。
じか‐そうがく【時価総額】
上場企業の価値を表す指標の一。発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。株価に連動することから、市場の評価による企業の価値と考えられ、企業が持つ資産や、利益を生み出す力、成長力な...
じか‐はっこう【時価発行】
会社が新株を発行する際、市場で売買されている株の時価を基準に、発行価格を決める方法。→額面発行
じっしつ‐けいざいせいちょうりつ【実質経済成長率】
国内で生産された製品・サービスを時価で示した名目国内総生産から物価変動分を除いた実質国内総生産の変化率。名目経済成長率から物価上昇率を差し引いたもの。内閣府が四半期および1年ごとに推計・発表する...
じっしつ‐じゅんしさんがく【実質純資産額】
生命保険会社の財務面での健全性を表す指標の一つ。保険契約者に保険金を支払った後に資産がどの程度残るのかを示すことから、保険会社の自己資本に近い意味合いを持つ。算定の際、有価証券や不動産は含み損益...
じゅうごパーセント‐ルール【十五パーセントルール】
外貨建て資産の時価評価に関する日本の税法上の規定。外国為替相場の変動(円高)により、期末時点の為替レートで換算した外貨建て資産の時価が簿価よりも低くなり、含み損の割合が対時価で15パーセント以上...