ふうこう‐めいび【風光明媚】
[名・形動]自然の景色が美しいこと。また、そのさま。「—な(の)地」
ふう‐しょく【風色】
眺め。景色。風景。「満庭の—碧紗に包まれたらん如く」〈樗牛・滝口入道〉
ふうぶつ‐し【風物詩】
1 景色や季節をうたった詩。 2 その季節の感じをよく表しているもの。「金魚売りは夏の—」
ふゆ‐がれ【冬枯れ】
1 冬になって、草木が枯れはてること。また、その寒々とした冬の景色。《季 冬》「—や雀のありく戸樋(とひ)の中/太祇」 2 冬季に、商店などで客足が減って不景気になること。特に2月をいう。→夏枯れ
ふゆ‐げしき【冬景色】
冬らしい景色。雪や霜などによって、冬のおもむきが感じられる風景。《季 冬》
ふゆ‐どなり【冬隣】
まわりの景色や雰囲気から、冬の近づいた気配が感じられる晩秋のころ。《季 秋》「はしり火に茶棚のくらし—/蛇笏」
ぶっ‐しょく【物色】
[名](スル) 1 多くの中から、適当な人や物を探し出すこと。「手ごろなマンションを—する」「空巣が家の中を—する」 2 物の色や形。また、景色や風物。「秋八月、—を見て作る」〈万・一五九九・左注〉
ほ・ける【惚ける/呆ける】
[動カ下一][文]ほ・く[カ下二]《「ほげる」とも》 1 「ほう(惚)ける2」に同じ。「遊びに—・ける」「かの中納言は—・けて、妻にのみ従ひて」〈落窪・三〉 2 「ぼ(惚)ける2」に同じ。「夕も...
ほの‐み・える【仄見える】
[動ア下一][文]ほのみ・ゆ[ヤ下二]かすかに見える。ほのかに見える。「杉林は焦げ茶色の暗さのうちに、もの明るさが—・えていた」〈康成・春景色〉
ぼ‐せつ【暮雪】
夕方に降る雪。また、夕暮れに見る雪景色。《季 冬》