ぼうりょくだんたいさく‐ほう【暴力団対策法】
《「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」の通称》暴力団の構成員による暴力的な要求行為を規制し、暴力団の対立抗争による市民への危険を防止する措置を講ずることなどによって、市民生活の安全・...
ぼうりょくだんはいじょ‐じょうれい【暴力団排除条例】
社会・経済のあらゆる場から暴力団を締め出し、資金源を断つことを目的とする条例。公共事業や祭礼からの排除のほか、不動産を組事務所として貸すことを禁じるなど、一般市民に対して暴力団との関わりを規制し...
ぼうりょくついほううんどう‐すいしんセンター【暴力追放運動推進センター】
暴力団員による不当行為の防止、被害の救済を目的とする公益法人。暴力団対策法に基づいて、国家公安委員会と各都道府県公安委員会がそれぞれ指定する。暴追センター。
暴(ぼう)を以(もっ)て暴(ぼう)に易(か)う
1 《「史記」伯夷伝から》一つの暴力を除くために、別の暴力を用いる。その無益なことをいう言葉。 2 暴力に対しては暴力で立ち向かう。
ポジティブ‐ディシプリン【positive discipline】
《「肯定的なしつけ」の意》子供を暴力や暴言によって抑制するのではなく、愛情を示して安心感を与え、子供の気持ちを理解しながら、論理的に教え導いていくという、子育ての考え方。PD(positive ...
まる‐ぼう【丸暴】
《「マル暴」とも書く。暴力団の「暴」を丸で囲ったことから》暴力団のこと。また、暴力団対策を担当する警察内の組織や刑事のこと。警察関係での隠語。
み‐うち【身内】
1 ごく親しい血縁関係にある人。家族。親類。「—だけで祝う」 2 同じ親分に属する子分。また、同じ組織に属する者。「暴力団の—どうしの抗争」「—の不祥事を隠蔽(いんぺい)する」 3 からだの内部...
みかじめ‐りょう【見ヶ〆料】
暴力団が、縄張りとする繁華街の飲食店や風俗店などから取り立てる用心棒料。おしぼり代・観葉植物代・広告代などの名目で法外な金額を請求するものもいう。 [補説]語源不詳。毎月3日に取り立てる、要求し...
みんしゅ‐しゃかいしゅぎ【民主社会主義】
暴力革命や独裁を否定し、民主主義を通じて社会主義を実現しようとする思想・立場。議会主義・労使協調主義を説く。イギリスの労働党やドイツの社会民主党などによって唱えられた。
みんじかいにゅう‐ぼうりょく【民事介入暴力】
暴力団の構成員が一般市民の日常生活や経済取引に民事上の権利者や関係者として介入し、違法・不当に利益を獲得しようとする行為。民暴。