鉛槧(えんざん)に付(ふ)・す
印刷して書物にする。
えんせきざっし【燕石雑志】
江戸後期の随筆。5巻6冊。曲亭馬琴著。文化8年(1811)刊。多岐にわたる古今の事物を、和漢の書物から引用しつつ考証したもの。
おうぎ‐しょ【奥義書】
奥義を説き記した書物。
おうじょう‐でん【往生伝】
極楽浄土に往生した人々の伝記を集めた書物。「日本往生極楽記」「続本朝往生伝」など。
オクタボ【(スペイン)octavo】
全判の紙を八つ折りとした書物の判型、およびその印刷物。
おく‐づけ【奥付】
書物の末尾に、書名・著者・発行者・印刷者・出版年月日・定価などを記した部分。
おく‐の‐まき【奥の巻】
1 書物の最後の巻。 2 奥義。秘伝。
おし‐いた【押(し)板】
1 物の押しにする板。また、押すときに用いる板。 2 中世の座敷飾りで、壁下に作り付けた奥行きの浅い厚板。現在の床の間の前身。 3 書物・硯(すずり)などを置く台にする、作り付けでない板。
おとぎ‐しゅう【御伽衆】
室町末期以後、将軍・大名のそばにいて話し相手や書物の講釈などをした人。御伽坊主。
おん‐ぎ【音義】
1 漢字の字音と意味。 2 音義説で、言語が一音ごとにもっている意味。 3 漢籍・仏典に出てくる語句の発音や意味を注釈した書物。唐の玄応の「一切経音義」など。