きわめ‐がき【極(め)書(き)】
刀剣・書画・古道具などの鑑定書。箱書き、極め札、巻末の奥書きなど、いろいろな形式がある。
きんいん‐ちょくしょ【金印勅書】
1356年、神聖ローマ皇帝カール4世が発布した帝国法。皇帝選挙に関する手続きを規定し、七人の選帝侯の地位・権限を確認したもの。文書の印章に黄金を用いたところからの名。黄金文書。
きん‐しょ【禁書】
法律や命令で特定の書籍の発行・輸入・閲覧・所持を禁止すること。また、その書籍。中国の焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)、江戸幕府のキリシタン書輸入禁止など。
きん‐しょ【謹書】
[名](スル)つつしんで書くこと。書画などの署名のあとに添えて用いることもある。
きんじょう‐がき【謹上書(き)】
昔、手紙のあて名の上に「謹上…殿」と記したこと。
きんていやくせいしょ【欽定訳聖書】
《原題The Authorized Version of the Bible》ジェームズ1世のもとで英訳された聖書。1611年刊。簡潔な表現、荘厳な韻律、美しい語句は、近代英語の散文に大きな影響...
きんぶん‐しょうしょ【今文尚書】
今文で書かれた「書経」。秦の焚書(ふんしょ)のとき、博士の伏生が壁の中に隠して残した29編を、漢代の隷書で書きなおしたもの。
ぎ‐しょ【偽書】
本物に見せかけた、にせの手紙・文書・書物や墨跡など。偽筆(ぎひつ)。
ぎ‐しょ【戯書】
1 興にまかせて、おもしろ半分に書いた字や文章・書物。ざれがき。 2 ⇒戯訓(ぎくん)
ぎしょ【魏書】
中国の二十四史の一。後魏の歴史を記した書。北斉(ほくせい)の文宣帝の勅命で、魏収の撰。554年に成立。帝紀12、列伝92、志10の全114巻。後魏書。