あかし‐くら・す【明かし暮(ら)す】
[動サ五(四)]夜をあかし、日を過ごす。月日を送る。毎日を過ごす。「悲しみのうちに—・す」
あかつき
平成22年(2010)5月、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げた日本初の金星探査機PLANET-C(プラネットシー)の愛称。赤外線・紫外線などの各種カメラを搭載し、金星上空の広範囲で吹く...
あかつき‐づくよ【暁月夜】
夜明け方に出ている月。有明の月。あかときづくよ。「夜深き—の、えもいはず霧(き)りわたれるに」〈源・賢木〉
あかつきとゆうべのうた【暁と夕の詩】
立原道造の第2詩集。昭和12年(1937)12月、私家版で刊行。全10編のソネットからなり、「或る風に寄せて」「眠りのほとりに」などの作品を納める。
あかつき‐の‐ちゃじ【暁の茶事】
茶事七式の一。1、2月の厳寒期の午前4時から5時にかけて席入りをする茶会。残灯の茶事。残月の茶事。夜込み。
あかつき‐やみ【暁闇】
夜明け前、月がなく辺りが暗いこと。陰暦で、1日から14日ごろまで、月が上弦のころの現象。あかときやみ。「うば玉の—の暗き夜に何を明けぬと鳥の鳴くらん」〈続後撰・雑中〉
あかとき‐やみ【暁闇】
「あかつきやみ」に同じ。「夕月夜—の朝影にあが身はなりぬ汝(な)を思ひかねて」〈万・二六六四〉
あか‐なくに【飽かなくに】
[連語]《動詞「あ(飽)く」の未然形+打消しの助動詞「ず」のク語法+格助詞「に」》 1 (詠嘆の意で)満足しないのになあ。あきたりないのになあ。「明けぬべく千鳥しば鳴く白たへの君が手枕(たまくら...
あかね‐さし【茜さし】
[枕]「茜さす」と同意で、連用形として動詞「照る」にかかる。「—照れる月夜(つくよ)に」〈万・二三五三〉
あかはた【赤旗】
日本共産党中央機関紙「しんぶん赤旗」の通称。昭和3年(1928)2月創刊。