そっきょうしじん【即興詩人】
《原題、(デンマーク)Improvisatoren》アンデルセンの小説。1835年刊。イタリアを舞台に、詩人アントニオの遍歴の旅と、友情、恋を描く。森鴎外の翻訳が有名。
ソフィエロ‐じょう【ソフィエロ城】
《Sofiero slott》スウェーデン南部の都市ヘルシンボリの北郊にある宮殿。19世紀にスウェーデン皇太子オスカル1世の夏の離宮として建造。1970年代、グスタフ6世の死後に一般公開された。...
そみん‐さい【蘇民祭】
岩手県を中心に行われる裸祭りの一。蘇民将来の説話にちなむ行事で、息災や豊作などを祈願し、札の入った袋を人々が奪い合うもの。妙見山黒石寺で旧正月7日に行われていたものが有名。
そら‐なか【空ナカ】
《「ソラナカ」「空中」とも書く》空港内に設けられた商店街。従来からある旅客向けの土産物店や飲食店に加え、有名店を誘致したり限定品を販売したりして、空港そのものを目的とした客も呼び込もうとするもの...
ソルトスプリング‐とう【ソルトスプリング島】
《Salt Spring Island》カナダ、ブリティッシュコロンビア州南西部の島。バンクーバー島東岸、ジョージア海峡に位置し、ガルフ諸島に属す。豊かな自然と芸術家の島として知られ、観光客に人...
ソルノク【Szolnok】
ハンガリー中部の都市。ブダペストの南東約90キロメートル、ティサ川沿いに位置する。河川交通の要地となり、第二次大戦後のダム建設に伴い、製紙業・化学工業が発達。温泉地としても有名。1848年のソル...
そん‐しん【尊神】
[名](スル)《「そんじん」とも》神をあがめ尊ぶこと。また、その神。「アポルローと称する有名の—にして」〈竜渓・経国美談〉
ぞうせい‐おんせん【造成温泉】
地下水・水道水と火山性ガスを混合して作る温泉。大涌谷(おおわくだに)のものが有名。 [補説]温泉法では、地中から湧出する水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)も温泉と定義する...
ぞうほももやまものがたり【増補桃山譚】
歌舞伎狂言。時代物。5幕。河竹黙阿弥作。明治6年(1873)東京村山座初演。同2年の「桃山譚」に3幕追加したもの。9世市川団十郎を中心とした活歴劇の代表作。伏見大地震に、加藤清正が桃山御殿へかけ...
たい‐あみ【鯛網】
タイを捕るのに用いる巻き網。瀬戸内海の鯛縛網(たいしばりあみ)が有名。《季 春》「—や浜街道は山に入り/百閒」