きさらづ‐じんく【木更津甚句】
民謡の一つで、安政(1854〜1860)ごろ、木更津出身の落語家木更津亭柳勢が寄席で歌い広めたもの。船頭たちの船唄(ふなうた)がもとといわれる。
き‐さんご【木珊瑚】
1 まだ加工されない、枝の形をしたままのサンゴ。 2 レンプクソウ科の常緑小高木サンゴジュの別名。
き‐ざい【木材】
もくざい。材木。
きざき‐こ【木崎湖】
長野県北西部、大町市にある湖。仁科(にしな)三湖の一。面積1.4平方キロメートル。最大深度29メートル。湖面標高764メートル。
きざき‐さとこ【木崎さと子】
[1939〜 ]小説家。満州の生まれ。本名、原田正子。フランス、アメリカに十数年滞在。帰国後創作を始め、「青桐」で芥川賞受賞。他に「裸足」「沈める寺」「緋の城」など。
き‐ざら【木皿】
木製の皿。
き‐ざらし【木晒】
「木醂(きざわし)」に同じ。
き‐ざわし【木醂/木淡】
木になったまま熟して甘くなった柿。きざがき。きざらし。《季 秋》
木(き)静(しず)かならんと欲(ほっ)すれども風(かぜ)止(や)まず
《「韓詩外伝」九の「樹静かならんと欲して風止まず、子養わんと欲して親待たず」から》親の生きている間に孝行せよという戒め。また、物事が思いのままにならないことのたとえ。風樹の嘆(たん)。
き‐しな【木品】
材木の品質。また、樹木・材木の種類。「—の引合い」〈露伴・五重塔〉