いい‐はげま・す【言(い)励ます】
[動サ五(四)] 1 言葉をかけて元気づける。「頑張れ、と—・す」 2 強い口調で責め立てる。言い立てる。「腹立たしくなりて憎げなる事どもを—・し侍るに」〈源・帚木〉
いい‐びつ【飯櫃】
飯を入れる木製の器。めしびつ。
いい‐まわ・す【言(い)回す】
[動サ五(四)] 1 遠まわしに言う。「—・した表現で真意がつかみにくい」 2 うまく言い表す。巧みに表現する。「仮名といふもの書きまぜず、むべむべしく—・し侍るに」〈源・帚木〉 3 言いふらす...
いいもり‐やま【飯盛山】
福島県会津若松市北東部の山。標高370メートル。戊辰(ぼしん)戦争で白虎隊(びゃっこたい)が自刃した所。山上にその墓がある。 大阪府大東市北東部、生駒(いこま)山地の山。標高318メートル。...
いうばかり‐な・し【言ふ許り無し】
[形ク]《古くは「いうはかりなし」》言葉で言い尽くせない。言いようがない。「木の皮、こけの衣をきて、—・きものから、ただの人に見えず」〈宇津保・吹上下〉
イェリバーレ【Gällivare】
スウェーデン北部、ノールランド地方の鉱山都市。19世紀後半、鉄や銅の採掘が始まり急速に発展。ボスニア湾岸のルーレオ、ノルウェーのナルビクと鉄道で結ばれ、鉱石が輸出される。18世紀建造の木造の教会...
いえ‐い【家居】
[名](スル) 1 家にいること。また、家をつくって住むこと。「余り外出(そとで)もせずに、—勝ちであったが」〈木下尚江・良人の自白〉 2 すまい。家。「—のつきづきしくあらまほしきこそ仮の宿り...
イエウド【Ieud】
ルーマニア北部、マラムレシュ地方の村。14世紀創建の生神女生誕聖堂は、同地方最古の木造教会として知られ、1999年に「マラムレシュ地方の木造聖堂群」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。
イエスのすえ【イエスの裔】
柴田錬三郎の短編小説。昭和26年(1951)発表。同年、第26回直木賞受賞。
いえ‐の‐みち【家の道】
《「家道(かどう)」を訓読みにした語》代々その家の独特のものとして伝わる芸、または職業。「玉津島みがくみことにあふ鶴はふりてや—も開けん」〈夫木・二七〉