れい‐きん【玲琴】
胡弓(こきゅう)の一種。大正11年(1922)ごろ、田辺尚雄が考案。木製台形の胴に棹(さお)をつけ、3本の金属弦を張り、チェロの弓でこすって奏する。大胡弓。
れいこぞう【麗子像】
洋画家、岸田劉生による長女麗子の一連の肖像画。大正7年(1918)の「麗子五歳之像」に始まり、水彩・油彩・木炭淡彩などさまざまな手法で、合計70点以上の作品が描かれたとみられている。大正10年(...
レイコック【Lacock】
英国イングランド南西部、ウィルトシャー州の村。コッツウォルズ地方の観光地の一。白壁と切妻屋根の木造の民家が多い。13世紀に建てられたレイコック修道院には、写真術の基本原理を確立したことで知られる...
れい‐し【茘枝】
1 ムクロジ科の常緑小高木。葉は羽状複葉。枝先に、花びらのない黄色の小花を円錐状につける。果実は直径3センチほどの卵球形で、うろこ状の赤い皮に覆われる。果肉は白いゼリー状で芳香があり、生食する。...
例(れい)なら◦ず
1 いつもと違っている。「—◦ず御格子(みかうし)まゐりて」〈枕・二九九〉 2 からだがいつもの調子でない。病気である。また、妊娠している。「—◦ぬさまに悩ましくし給ふ事もありけり」〈源・宿木〉
れい‐なん【嶺南】
福井県、木ノ芽峠以南の地域の称。敦賀市・小浜市と4町からなる。→嶺北
れい‐はい【霊牌】
死者の戒名(かいみょう)などを書き、霊代(たましろ)として祭る木札。位牌(いはい)。
れい‐ほく【嶺北】
福井県、木ノ芽峠以北の地域の称。福井市および7市4町からなる。→嶺南
高知県北部、吉野川上流の地域の称。4町村からなり、四国のほぼ中央に位置する。土佐嶺北。
れい‐ぼく【霊木】
神霊が宿るとされる神聖な木。神樹。神木。
れい‐らく【零落】
[名](スル) 1 落ちぶれること。「—した華族の末裔(まつえい)」 2 草木の枯れ落ちること。 [補説]書名別項。→零落