へのじ‐なり【への字形】
1 「へ」の字の形に曲がっていること。「口を—に結ぶ」 2 《「一」の字を「へ」の字のように書くというところから》未熟で手ぎわの悪いこと。曲がりなり。「どうやらかうやら—に埒(らち)あけさせて」...
ぺい‐ぺい
地位の低い者、また、技術・技芸の未熟な者をあざけっていう語。また、自分を卑下していう語。ぺえぺえ。「駆け出しの—」
ほいく‐き【保育器】
未熟児や異常のある乳児を収容し、温度などを最適な条件にして保育する装置。
まえ‐かた【前方】
[名] 1 ある位置よりも前。 ㋐前後や序列の、先の方。前側の方。「—の来賓席」「—後ろ方と、ことども分きて、—は賀茂に参り」〈栄花・歌合〉 ㋑前の方向。ぜんぽう。「—に見える山」 2 ある時...
まくわ‐うり【真桑瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎は地をはい、葉は手のひら状に浅く裂けている。夏、黄色の花が咲く。果実は楕円形で、黄・緑色などの縞模様があり、甘く、食用。漢方では未熟果の萼(がく)を乾燥し、催...
まだ【未だ】
[形動][文][ナリ] 1 その時点までに実現していないさま。「食事の—な人は早く済ませなさい」 2 ましなさま。「磊落に母親に物をいったりするは—な事」〈二葉亭・浮雲〉 3 いまだに未熟であ...
まだ・し【未だし】
[形シク]《副詞「まだ」の形容詞化》 1 まだその時期に達していない。「花盛りは—・しきほどなれど」〈源・少女〉 2 まだ準備が整わない。不十分だ。「文やり給ひつや。—・しくは、かう書きてやり給...
まつ‐がく【末学】
1 重要でない枝葉末節の学問。 2 未熟な学問。また、未熟な学者。後進の学者。 3 学者が自分をへりくだっていう語。
まつ‐ぎ【末技】
1 重要でない枝葉末節のわざ。末梢(まっしょう)的な技芸。 2 未熟なわざ。つたないわざ。
みじゅくがた‐うつ【未熟型鬱】
双極Ⅱ型障害の一種。周囲から庇護され、大きな葛藤を経験せずに育ち、人格が未熟なまま社会に出た人が、仕事や私生活での挫折を契機に発症することが多い。自己愛傾向が強く、根拠のない万能感をもち、内省に...