いっ‐さん【一山】
1 一つの山。 2 同じ境内にある本寺・末寺などすべてを含めた寺院の総称。全山。また、そこにいるすべての僧。
いん‐げ【院家】
1 大寺院。特に、門跡寺院の別院で、本寺を補佐し、諸種の法務を行う寺院。 2 公家(くげ)の子弟で、出家して門跡に付属する寺の住職となった者。
し‐いん【子院/支院/枝院】
1 本寺の境内にあり、本寺に付属する小寺院。禅寺では塔頭(たっちゅう)という。脇寺(わきでら)。 2 本寺に属する寺院。末寺。
しょうぼう‐じ【正法寺】
京都市東山区にある時宗国阿派の寺。山号は霊鷲山(りょうじゅせん)、開創は延暦年間(782〜806)、開基は最澄(さいちょう)で霊山寺と称した。弘和3年=永徳3年(1383)国阿が入寺して時宗国...
じき‐げ【直下】
すぐ下。ちょっか。また、即座。「彼は—に、立本寺の門前をありありと目に浮かべた」〈芥川・偸盗〉
じゅうようぶんかてき‐けいかん【重要文化的景観】
文化的景観の中でも特に重要であるとして、国が選定する文化財。文化財保護法に基づいて選定・保護され、景観に変化を及ぼす行為については文化庁に届け出なければならない。 [補説]選定地一覧(72件、令...
せんじゅ‐じ【専修寺】
三重県津市一身田町にある真宗高田派の本山。山号は高田山。10世真慧(しんえ)が寛正6年(1465)
の寺基を現在地に移したのに始まる。天正2年(1574)には門跡寺院となる。専修阿弥陀寺。無量...
そうりん‐じ【双林寺】
京都市東山区にある天台宗の寺。山号は金玉山。延暦24年(805)に最澄が唐から将来した経巻・仏具を納めるために桓武天皇が創建。開山は最澄と伝える。延暦寺建立後はその別院。室町時代、国阿が中興し時...
にゅう‐ざん【入山】
[名](スル) 1 山にはいること。「気象観測のために—する」 2 僧が修行または住職となるために寺にはいること。「本寺に—する」
べっ‐しょ【別所/別処】
1 別の場所。 2 新しく開墾した土地。 3 仏語。 ㋐本寺から離れた一定の区域内の、僧が修行のためにとどまる場所。別院。 ㋑八大地獄に付属する小地獄。