こうぜい‐ぼん【行成本】
行成紙を表紙にした絵本。江戸中期、享保(1716〜1736)のころに流行した。
こうだん‐ぼん【講談本】
講談の物語を本にまとめたもの。また、講談の口演を速記して本にしたもの。講釈本。
孝(こう)は百行(ひゃっこう)の本(もと)
《「白虎通」攷黜から》孝行は、すべての善行の基本である。孝は百行の基(もとい)。
こう‐ほん【広本】
同一作品の伝本の中で、他のものより内容の多いもの。⇔略本。
こう‐ほん【校本】
古典などの諸種の異本を校合(きょうごう)し、その本文の異同を示した本。「万葉集の—」
こう‐ほん【稿本】
1 下書き。草稿。 2 写本など、手書きの本。→刊本 →版本
こう‐ほん【絖本】
絖(ぬめ)にかかれた書画。また、それに用いる絖。
こうれん‐こっかくひょうほん【交連骨格標本】
動物の骨格標本のうち、全身の隣接する骨同士を正しい配置で連結し、組み立てたもの。
こ‐かつじぼん【古活字本】
⇒古活字版
こ‐かんぼん【古刊本】
刊本の古いもの。特に、慶長・元和(1596〜1624)以前の刊本。また、中国の宋・元版以前の刊本をいう。古版本。