うじこ‐ふだ【氏子札】
生後30日ころの宮参りの際、氏神社が赤子に、氏子のしるしとして与える札。
うち‐ふだ【打(ち)札】
1 花札などで、手の内から出す札。 2 立て札。高札(たかふだ)。「彼の寺に参り給ひたりけるに、書き置き給へる—あり」〈盛衰記・三九〉
え‐ふだ【絵札】
1 カルタの、絵の描いてある札。 2 トランプで、ジャック・クイーン・キングの描かれた12枚の札。 3 絵のかいてある立て札。「小れんが河端に立てた—の文字を」〈荷風・牡丹の客〉
おう‐さつ【応札】
[名](スル)競争入札に加わること。
おお‐さつ【大札】
明治時代に、1円以上の高額の紙幣をいった語。「かけがえのねえ—を」〈魯文・安愚楽鍋〉
おお‐ふだ【大札】
1 大きな札。また、大きな制札(せいさつ)。 2 歌舞伎劇場などで、大人用の入場券。→小札(こふだ) 3 劇場で、興行の会計を担当する者。
お‐さつ【御札】
「札(さつ)」の美化語。紙幣。
おさめ‐ふだ【納め札】
1 年末にその年に受けたお札を社寺に納めること。《季 冬》 2 ⇒のうさつ(納札) 3 江戸幕府の金蔵に納めた金、または米蔵に納めた米に対して、金奉行・蔵奉行が発行した受領書。
おち‐ふだ【落(ち)札】
富くじや入札で当たった札。落札(らくさつ)。
お‐ふだ【御札】
神仏の守り札。護符。神符。