はっかく‐ふん【八角墳】
平面形が八角形の古墳。奈良県明日香村の檜隈大内陵(ひのくまおおうちのみささぎ)など。
はっけん‐ざん【八剣山】
奈良県南部、吉野郡天川(てんかわ)村と上北山(かみきたやま)村の境にある山。標高1915メートル。頂上東の急斜面は原生林におおわれオオヤマレンゲの自生地で、東山腹のトウヒとシラビソの樹林帯ととも...
はっ‐てい【発程】
[名](スル)出発すること。「羅馬(ローマ)に遊ばんとて—せしが」〈中村訳・西国立志編〉
はっ‐と【発途】
[名](スル)出発すること。出立。「予(わ)が始めて人世に—せし時」〈中村訳・西国立志編〉
ハットゥシャ【Hattuşa】
トルコの首都アンカラの東約150キロメートルに位置する村ボアズカレの近郊にある遺跡。紀元前17世紀から前13世紀頃にかけて繁栄し、人類史上初めて鉄器を使用したことで知られるヒッタイト帝国の首都と...
はっとり‐タバコ【服部タバコ】
摂津国島上郡服部村付近で産した、香りのよい上質のタバコ。
はつかいち【廿日市】
広島県南西部の市。広島湾に面し、カキの養殖や土木・酒造業が盛ん。もと山陽道の宿場町、市場町。住宅地。平成15年(2003)佐伯町・吉和村を、同17年に大野町・宮島町を編入。人口11.4万(2010)。
はつこい【初恋】
1 嵯峨の屋お室の短編小説。明治22年(1889)、文芸誌「都の花」に発表。明治24年(1891)刊行の作品集「新編千草」に収録。ツルゲーネフによる同名の短編小説の影響がみられる。 2 島崎藤村...
はつ‐ごおり【初氷】
冬になって初めて張った氷。《季 冬》「—何こぼしけん石の間(あひ)/蕪村」
はつ‐しも【初霜】
その年の秋から冬にかけて最初に降りる霜。《季 冬》「—やわづらふ鶴(つる)を遠く見る/蕪村」