さぐり‐づえ【探り杖】
盲人が杖で足もとを確かめながら歩くこと。また、その杖。
さん‐じょう【散杖】
真言宗で、加持のときに香水(こうずい)を壇や供物にまき散らすのに使う杖(つえ)状の仏具。柳・梅などの枝で作る。灑水杖(しゃすいじょう)。
さんてん‐づえ【三点杖】
先端が枝分かれし、3点で接地している杖。通常の杖より安定性が高く、手を離しても自立する。
しき‐じょう【指揮杖】
部隊や楽隊などの指揮者が指揮に用いる杖(つえ)状のもの。
しこみ‐づえ【仕込み杖】
杖の中に刀や槍の刃を仕込んだもの。
しもおか‐れんじょう【下岡蓮杖】
[1823〜1914]江戸末期から明治の写真家。伊豆下田の人。上野彦馬と並ぶ日本写真草創期の代表者で、文久2年(1862)横浜に写真館を開設、のち東京浅草に移った。
しゃく‐じょう【錫杖】
1 僧侶・修験者が持ち歩くつえ。頭部は塔婆形で数個の環がかけてあり、振ったり地面を強く突いたりして鳴らす。 2 四箇(しか)法要の一。1を楽器として用いる。また、そのときに唱える偈(げ)。 3 ...
しゃく‐づえ【尺杖】
建築の際などに用いる大形の物差し。長さ1〜2間ほどの角材に、1尺ごとの目盛りをつけたもの。間竿(けんざお)などの類。
しゅ‐じょう【拄杖/手杖】
つえ。特に、禅僧が行脚(あんぎゃ)のときに用いるつえ。ちゅうじょう。
ちゅう‐じょう【拄杖】
⇒しゅじょう(拄杖)