じょう【杖】
1 律の五刑の一。つえで罪人を打つ刑。その数60回から100回まで10回刻みの5等級に分かれ、笞(ち)より重く、徒(ず)より軽い。杖刑。杖罪。 2 中世、田地の面積の単位。1杖は1段(たん)の5...
じょう【杖】
[人名用漢字] [音]ジョウ(ヂャウ)(呉) [訓]つえ 1 つえ。「戒杖・鳩杖(きゅうじょう)・錫杖(しゃくじょう)」 2 棒で打つ。「杖刑」 [名のり]き・もち [難読]虎杖(いたどり)・毬...
じょう‐けい【杖刑】
⇒杖(じょう)1
じょう‐ざい【杖罪】
⇒杖(じょう)1
じょう‐じゅつ【杖術】
杖(つえ)をもって敵を制する武術。江戸初期に創始され、代表的流派としては、神道夢想流・東軍流・源氏天流などがある。第二次大戦後は杖道(じょうどう)と呼ぶ。
じょう‐とう【城頭】
城のそば。また、城の上。「昨日杖を此の—に曳いて」〈啄木・葬列〉
じょうとう‐せん【杖頭銭】
《晋の阮修(げんしゅう)がいつも杖(つえ)の頭に百文の銭をかけ、酒屋に寄って飲んだという「晋書」阮修伝の故事から》酒代の百文。
じょう‐どう【杖道】
⇒杖術(じょうじゅつ)
すたすた‐ぼうず【すたすた坊主】
江戸時代、寒中に裸で縄の鉢巻きをし、腰に注連縄(しめなわ)を巻き、扇や錫杖(しゃくじょう)などを持って歌い踊り、物乞(ものご)いをしたこじき僧。上方で、誓文払いに商人の代参をした願人(がんにん)...
スティック‐ライン
《(和)stick+line》ファッション用語で、杖(つえ)のように細くて、ストレートなラインのシルエットのこと。スティックパンツ、スティックスカートなど。