と‐ぜつ【途絶/杜絶】
[名](スル)続いていた物事がとぎれて絶えること。また、続いて行われてきたことを絶つこと。「連絡が—する」「弊習を—する」
と‐ちゅう【杜仲】
トチュウ科の落葉高木。葉は互生し、楕円形。雌雄異株で、春に小花をつける。樹皮を乾燥したものを強壮薬とする。また葉を煎じて茶のようにして飲む。中国の原産。はいまゆみ。
とちゅう‐ちゃ【杜仲茶】
杜仲の葉を煎じたお茶。肝機能の向上や血圧を下げるのに効果があるとされる。→杜仲
とふ‐ぎょ【杜父魚】
カジカの漢名。
ねず【杜松】
ヒノキ科の常緑樹。山地の日当たりのよい斜面に生え、高さ約15メートルになる。樹皮は灰色がかった赤褐色で、葉は針状に堅くとがり、3枚ずつつく。雌雄異株で、4月ごろ雄花や雌花がつく。実は球形で熟すと...
はい‐まゆみ【杜仲】
トチュウの古名。〈新撰字鏡〉
ほととぎす【時鳥/子規/杜鵑/不如帰/郭公】
[名] 1 カッコウ科の鳥。全長28センチくらい。全体に灰色で、胸から腹に横斑がある。アジア東部で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。日本には初夏に渡来。キョキョキョと鋭く鳴き、「てっぺんかけたか」...
ほととぎす‐がい【杜鵑貝】
イガイ科の二枚貝。潮間帯などの細砂泥底に群生。殻は長卵形で、殻長約3センチ。殻表は黒紫色から黄緑色をし、ホトトギスの羽色を思わせる。
むろ【榁/杜松】
植物ネズの古名。「うすにびの紙にて、—の枝につけ給へり」〈かげろふ・中〉 [補説]「榁」は国字。
むろ‐の‐き【室の木/杜松】
植物ネズの古名。「磯の上に立てる—ねもころになにしか深め思ひそめけむ」〈万・二四八八〉