せんきゅうひゃくごじゅうはちねん‐かいようほうよんじょうやく【一九五八年海洋法四条約】
⇒ジュネーブ海洋法四条約
せんざい‐しゅけん【潜在主権】
外国の統治下にある地域に潜在的に有する主権。対日講和条約で、米国の信託統治下に置かれた沖縄に対し、施政権は米国がもつが、領土の最終処分権は日本に属するとされたことについていった。残存主権。
せんそう‐はんざい【戦争犯罪】
国際条約の定める戦闘法規に違反する行為。例えば、降伏者の殺傷、禁止兵器の使用など。第二次大戦後は、侵略戦争や国際法に違反する戦争の計画・開始・遂行の責任に関する罪(平和に対する罪)、一般民衆に対...
せんたく‐ぎていしょ【選択議定書】
既存の条約を補完するために、条約とは別に独立して作成される法的国際文書。条約の締約国は選択議定書を批准するかどうか選択できる。女子差別撤廃条約選択議定書、子どもの権利条約選択議定書、自由権規約第...
せんちゅう‐はっさく【船中八策】
慶応3年(1867)坂本竜馬が起草させた新国家構想。長崎から上洛中、土佐藩船中で後藤象二郎に示したものとされ、朝廷への政権奉還、二院制議会の設置、外国との不平等条約の改定、憲法の制定、海軍の拡張...
セントー【CENTO】
《Central Treaty Organization》中央条約機構。
せんぱく‐あんぜんけんさ【船舶安全検査】
国際条約に基づいて国土交通省が行う、国内に寄港した外国船に対する安全検査。ポートステートコントロール。PSC(port state control)。
セーブル【Sèvres】
フランス、パリ南西にある町。国営の磁器工場がある。第一次大戦後の1920年、連合国とトルコとの講和条約が結ばれた地。
ぜんけん‐いいん【全権委員】
外交交渉、特に条約の締結のために全権委任状を与えられて派遣される委員。常設的な大使・公使とは異なる。全権代表。
ぜんけん‐いにんじょう【全権委任状】
外交交渉、特に条約締結の権限をもつことを公に証明する、政府または元首からの公文書。