ネルチンスク【Nerchinsk/Нерчинск】
ロシア連邦、東シベリアにある工業都市。アムール川支流シルカ川に注ぐネルチャ川の東岸に位置し、シベリア鉄道とも連絡。1689年にロシアと清国の間でネルチンスク条約が締結された地。
ネルチンスク‐じょうやく【ネルチンスク条約】
1689年、ネルチンスクで、ロシアと清国との間で結ばれた条約。アルグン川と外興安嶺を境とする両国国境の画定をはじめ、通商規定や逃亡者の引き渡しなどを内容とする。清国がヨーロッパ諸国と結んだ最初の...
のつけ‐はんとう【野付半島】
北海道東北部、根室半島と知床半島の中間、根室海峡に突き出た半島。長さ28キロメートル。先端のわん曲した部分は野付崎。平成17年(2005)野付湾とともにラムサール条約に登録された。
のつけ‐わん【野付湾】
北海道東部の野付半島にある、野付崎に囲まれた湾。ホッカイシマエビの漁場。また、アマモの群生地で、ガン・カモなどの渡り鳥が多く飛来する。平成17年(2005)野付半島とともにラムサール条約に登録された。
ノモンハン‐じけん【ノモンハン事件】
昭和14年(1939)5〜9月にノモンハンで起こった軍事衝突事件。満州国とモンゴル人民共和国の国境で勃発した両国警備隊の交戦をきっかけに、満州国を支配していた日本と、モンゴルと相互援助協定を結ん...
ノルマントンごう‐じけん【ノルマントン号事件】
明治19年(1886)英国船ノルマントン(Normanton)号が和歌山県沖で難破した際、船長以下の英国人船員は避難し、日本人乗客25名が全員死亡した事件。治外法権下の英国領事裁判が船長を無罪と...
はい‐き【廃棄】
[名](スル) 1 不用なものとして捨てること。「古い資料を—する」 2 条約を当事国の一方の意思によって効力を失わせること。
ハイジャックぼうし‐じょうやく【ハイジャック防止条約】
「ハーグ条約」の通称。
ハイジャック‐ぼうしほう【ハイジャック防止法】
《「航空機の強取等の処罰に関する法律」の通称》暴行・脅迫等を用いて飛行中の航空機を強取し、運行を支配する行為を処罰する法律。昭和45年(1970)に起きたよど号ハイジャック事件を契機に、航空機不...
はいたてき‐けいざいすいいき【排他的経済水域】
沿岸国が海洋および海底下の生物・鉱物資源の探査・開発・保存・管理などに関して主権的権利をもつ水域。1982年の国連海洋法条約で、その幅は沿岸から200海里(約370キロメートル)を超えてはならな...