おこと‐おさめ【御事納め】
1 江戸時代、陰暦2月8日に年神の棚を取り外したりして、正月の行事の終わりとしたこと。事納め。御事。⇔御事始め。 2 東国で、陰暦12月8日に行った、その年の農事の終わりの行事。この日は、「目一...
おざ・る
[動ラ四]《「ござる」の音変化という》 1 「来る」「行く」の尊敬語。「丁字屋(ちゃうじや)へばっかし—・るから」〈滑・膝栗毛・二〉 2 「ある」の丁寧語。「ちとおねがひが—・ります」〈滑・膝栗...
おし‐かえ・す【押(し)返す】
[動サ五(四)] 1 押してくるものを、逆にこちらからも押す。押し戻す。「寄せ来る人波を—・す」 2 先方が差し出したものなどを、拒んでもとへ返す。「礼物を—・す」 3 引き返す。「御車—・させ...
おじゃ・る
[動ラ四]《「おいである」の音変化》 1 「来る」「行く」「居る」の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。「身どもがよい所へやって進ぜう。こちへ—・れ」〈虎清狂・猿座頭〉 「木曽殿ハ…信濃国ニ—・...
おそ・う【襲う】
[動ワ五(ハ四)] 1 不意に攻めかかる。不意に危害を加える。襲撃する。「敵を—・う」「寝込みを—・う」「暴漢に—・われる」 2 不意にやって来る。急におしかける。「新婚家庭を—・う」「清い香り...
おっ‐つけ【追っ付け】
[副] 1 やがて。そのうちに。まもなく。「—来るだろう」 2 すぐに。ただちに。「—参らせられい。今まで遅うござる」〈虎明狂・伊文字〉
御釣(おつ)りが◦来(く)る
十分過ぎてあまりが出る。「マイナス面を差し引いても—◦来るほどの価値」
おと‐ず・れる【訪れる】
[動ラ下一][文]おとづ・る[ラ下二]《「音連(つ)れる」の意》 1 人やある場所をたずねる。訪問する。「新居を—・れる」 2 季節やある状況がやって来る。「夏が—・れる」「やっと平和が—・れた...
一昨日(おととい)来(こ)い
いやなものをののしって追い払うときにいう言葉。もう二度と来るな、の意。おとといおいで。
おどし【脅し/威し/嚇し】
1 おどすこと。脅迫。恐喝。「—をかける」「—がきく」 2 田畑に来る鳥獣をおどすもの。案山子(かかし)など。