ほえ‐ざる【吠猿】
オマキザル科ホエザル属の哺乳類の総称。頭胴長約60センチ。のどにある袋が共鳴器となり、鳴き声が数キロ先まで聞こえる。中南米の熱帯林に分布。
ほお‐じろ【頰白/黄道眉/画眉鳥】
スズメ目ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。全体に褐色で、腹部は赤みが強い。雄の顔は黒く、目の上と下に白い線がある。東アジアに分布。日本では留鳥または漂鳥として低木林や川原にすむ。鳴き声は「一...
ほお‐の‐き【朴の木/厚朴】
モクレン科の落葉高木。日本特産。山林中に自生し、高さ約20メートル。葉は大形の倒卵形で、枝先に集まってつく。5、6月ごろ、黄白色の大形の花を開き、強い芳香を放つ。花びらはさじ状で6〜9枚ある。材...
ほく‐げん【北限】
北方の限界。生物分布などについていう。「照葉樹林の—」
ほこりたかきひとびと【誇り高き人々】
吉目木晴彦の長編小説。平成3年(1991)刊行。第19回平林たい子文学賞受賞。
ほ‐ご【保護】
[名](スル) 1 外からの危険・脅威・破壊などからかばい守ること。「傷口を—する」「森林を—する」 2 応急の救護を要する理由のあるとき、警察署などに留め置くこと。「迷子を—する」
ほご‐りん【保護林】
風致保存、学術上の参考、動植物の保護などの目的で、政府が伐採を禁止して保護している森林。
ほしかげのステラ【星影のステラ】
林真理子の中編小説。昭和59年(1984)、雑誌「野性時代」に掲載。第91回直木賞の候補作品となる。
ほし‐がらす【星鴉】
カラス科の鳥。全長約35センチ。全身褐色で多数の白い斑点がある。ユーラシア大陸に分布し、日本では高山の針葉樹林に生息。だけがらす。《季 夏》「—風のあとまた水の音/六林男」
ほし‐の‐はやし【星の林】
星の多く集まっているのを林に見たてていう語。「天(あめ)の海に雲の波立ち月の舟—に漕ぎ隠る見ゆ」〈万・一〇六八〉