せい‐こん【精根】
精力と気力。物事を成し遂げようと集中した体力と精神力。「—尽き果てる」
せい‐すい【西陲】
西の果て。西の国境。
精(せい)も根(こん)も尽(つ)き果(は)・てる
精力も根気もすっかり使い果たす。物事をする気力がすっかりなくなる。精根(せいこん)尽き果てる。「険しい登りが続いたので頂上に着いたときには—・てた」 [補説]「尽き果てる」を「枯れ果てる」「疲れ...
せかいのきしべで【世界の岸辺で】
《原題、(スペイン)A la orilla del mundo》メキシコの詩人パスの初期詩集。1942年刊。別邦題「世界の果てに」。
せん‐にち【千日】
1 千の日数。転じて、多くの日数。 2 特別な祈願のため千日間精進すること。また、千日の修行。「—果てて、御岳に参らせ給ひて」〈山家集・下・詞書〉
ぜっ‐とう【絶東】
東の果て。極東。
そう‐らい【草莱】
1 荒れ果てた草地。また、生い茂った雑草。「狐兎の踰(こ)ゆるに任せ—の埋むるに任せたる事」〈露伴・二日物語〉 2 荒れ地。未開の地。転じて、田舎(いなか)。「田疇(でんちゅう)ことごとく治まり...
そき【退き】
《動詞「そ(退)く」の連用形から》遠く離れた場所。遠隔の地。果て。「山の—野の—見よと伴の部を班(あか)ち遣はし」〈万・九七一〉
そっ‐と【率土】
陸地の続くかぎり。国の果て。「—のうち、いづくに鬼神のすむべきぞ」〈伽・酒呑童子〉
そっと‐の‐ひん【率土の浜】
《「詩経」小雅・北山から》陸地と海との接する果て。また、国土。