かれ‐いろ【枯れ色】
1 草木の枯れた色。また、枯れしぼんだようす。 2 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は青。一説に、表は白、裏は薄紫。冬に用いる。
かれ‐えだ【枯れ枝】
枯れた木の枝。また、葉の枯れ落ちた木の枝。《季 冬》
かれ‐お・ちる【枯れ落ちる】
[動タ上一][文]かれお・つ[タ上二]草木の花や葉が枯れて落ちる。「木の葉が—・ちる」
かれ‐おばな【枯れ尾花】
枯れたすすきの穂。枯れすすき。《季 冬》「狐火(きつねび)の燃えつくばかり—/蕪村」
かれ‐がれ【枯れ枯れ】
[形動][文][ナリ]草木が今にも枯れそうなさま。「激しい霜のために—になった桑畠の間を通して」〈藤村・家〉
かれ‐き【枯れ木】
1 枯れた木。 2 葉の落ちつくした木。《季 冬》「家遠し—のもとの夕けぶり/召波」
枯(か)れ木(き)に花(はな)
いったん衰えたものが再び栄えることのたとえ。
枯(か)れ木(き)も山(やま)の賑(にぎ)わい
《枯れ木も山に風情を添えるのに役立つ意から》つまらないものでも、ないよりはましであることのたとえ。 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「つまらないものでも無いよりはまし」と、「...
かれ‐くさ【枯れ草】
1 枯れた草。特に、冬枯れの草。《季 冬》 2 飼料にする干し草。まぐさ。
かれくさ‐いろ【枯れ草色】
枯れ草のような色。くすんだ黄緑色。