じこ‐かねつ【自己加熱】
核融合反応に伴って発生するアルファ粒子が周囲の燃料と衝突を繰り返し、燃料が加熱される現象。これによって燃料が高温になると、核融合が連鎖的に発生するようになる。
じこてんか‐じょうけん【自己点火条件】
核融合炉において、外部からプラズマを加熱するエネルギーを投入することなしに、核融合で発生するエネルギーのみで核融合反応が持続する条件。→Q値
じし【磁子】
磁気モーメントの量子力学的な基本単位。電子の磁子はボーア磁子、核子の磁子は核磁子という。
じしんは‐の‐かげ【地震波の影】
震源から地震波が地球内部を通って広がるとき、地表上において地震波が伝わらない帯状の領域。震源から地球の中心を結ぶ軸からのなす角(角距離)が、S波の場合103度以上、P波の場合103度以上143度...
ジストニア【dystonia】
筋緊張を調節する大脳基底核の機能障害により、身体の一部または複数の部分の筋肉が不随意に収縮し、全身または身体の一部にねじれ・硬直・痙攣(けいれん)などが生じる運動障害。不随意運動の一。原因が不明...
じぜんきょうぎ‐せいど【事前協議制度】
1 物事を円滑に遂行するために、関係者が事前に話し合いを行う制度。 2 在日米軍が日本国内で装備や施設等に重大な変更を加える場合に、日米両国が前もって協議を行う制度。昭和35年(1960)の日米...
じっけん‐せいぶつ【実験生物】
実験に用いる動物・植物・細菌・微生物・細胞・遺伝子など。研究に不可欠な特定の性質を備えた生物が他の生物と交雑しないように管理されている。遺伝子操作や品種改良によって実験や研究の目的にあった生物が...
じっこう‐はんげんき【実効半減期】
体内に取り込まれた放射性物質の量が、核種の崩壊および人体の代謝・排泄機能により減少し、半分になるまでの時間。有効半減期。→半減期
じはつ‐かくぶんれつ【自発核分裂】
中性子やその他の粒子の衝突を受けなくても自然に生じる核分裂。ウランやプルトニウムなどの質量数が非常に大きい同位体に見られる。自然核分裂。
ジャタ【JATA】
《Japan Anti-Tuberculosis Association》⇒結核予防会