デニソワ‐じん【デニソワ人】
2008年にロシア中南部アルタイ地方のデニソワ洞穴で発見された、約4万年前の化石人類。核DNAの解析から、ホモサピエンスの共通祖先から分岐したネアンデルタール人と近縁のグループであることがわかっ...
デュアルコア‐プロセッサー【dual-core processor】
二つのコア(演算回路の中核部分)を集積したマイクロプロセッサー。二つの異なる処理を独立して同時に実行できるため、総合的な実行効率が上がる。デュアルコアCPU。→クアッドコアプロセッサー →マルチ...
デューン【DUNE】
《Deep Underground Neutrino Experiment》米国のフェルミ国立加速器研究所主導により、サウスダコタ州のサンフォード地下研究所で建設が計画されている素粒子観測装置。...
でんげんりっちとう‐しょきたいさくこうふきん【電源立地等初期対策交付金】
電源立地地域対策交付金の一部として、発電所や核燃料貯蔵施設などの建設計画がある都道府県や市町村に交付される財政援助金。 [補説]発電用施設等の立地を契機とした地域おこしを支援する目的で平成11年...
でん‐し【電子】
原子内で、原子核の周りに分布して負の電荷をもつ素粒子。電子数は原子番号に一致する。質量は陽子の約1800分の1で9.109×10−31キロ、電荷は−1.602×10−19クーロン。記号eエレクトロン。
でんし‐かく【電子殻】
原子核の周りの電子群の層。内側から順にK殻、L殻、M殻…とよび、各殻に入る最大電子数はそれぞれ2、8、18…と決まっている。
でんし‐ついせいせい【電子対生成】
1個の光子から電子とその反粒子である陽電子が生成する過程。光子(γ線)が電子と陽電子の静止エネルギーの和を超えるエネルギー(約1.1メガ電子ボルト以上)をもつ場合、原子核に衝突したり、電磁場と相...
でんし‐ほかく【電子捕獲】
1 原子核の放射性崩壊の一。核内の陽子が軌道電子を吸収して中性子となり、同時にニュートリノを放出する現象。β崩壊と同じく弱い相互作用によって生じる。1935年に湯川秀樹と坂田昌一が提唱し、193...
でんしほかくがた‐ちょうしんせい【電子捕獲型超新星】
太陽の8倍から10倍程度の質量をもつ恒星が起こす超新星爆発。この質量の恒星は、最終的に鉄よりも軽い酸素・ネオン・マグネシウムからなるコアを形成する。コアの原子核が電子捕獲することで重力崩壊が生じ...
でんじ‐パルスこうげき【電磁パルス攻撃】
高高度における核爆発で発生する強力な電磁波のパルス(EMP)によって、電子機器や電力網に広範囲にわたって多大な影響を与える攻撃。希薄な大気中で核爆発が起きると、爆発のエネルギーは衝撃波や爆風とい...