そうぞうてき‐しんか【創造的進化】
《(フランス)L'évolution créatrice》ベルクソンの主著(1907年刊)の表題であるとともに、その哲学の根本概念。生命は、因果的、目的的な活動ではなく、予測できないような飛躍に...
そく‐げん【塞源】
[名](スル)弊害などの生じる根本の原因をなくすこと。「抜本—」
そ‐げん【遡源/溯源】
[名](スル)《慣用読みで「さくげん」とも》おおもとにまでさかのぼること。また、根本をきわめること。
ぞく‐せい【属性】
1 ある事物に属する性質・特徴。「ゴムの—である弾力性」 2 哲学で、事物が本来具有する根本的性質。それなしには実体が考えられないような本質的な性質。 3 コンピューターで、ファイルのもつ性質。...
たい‐こう【大綱】
1 ある事柄の根本となるもの。大本(おおもと)。「条約の—を定める」 2 大づかみにとらえた内容。大要。「事業の—を示す」
たいしょう‐てき【対症的】
[形動] 1 症状のそれぞれに対するさま。「—な治療」 2 表面的な状況に対処するだけで、根本的な解決を考えないさま。「—な方策」
たいしょう‐りょうほう【対症療法】
1 病気の原因に対してではなく、その時の症状を軽減するために行われる治療法。痛みに鎮痛剤を与えるなど。姑息(こそく)的療法。⇔原因療法。 2 根本的な対策とは離れて、表面に表れた状況に対応して物...
たい‐そく【大則】
根本となる重要な規則。基本となる大原則。
たいみつ‐じゅうさんりゅう【台密十三流】
台密の13の流派。根本大師流・慈覚大師流・智証大師流の根本3流、および慈覚大師流のうちの谷流の蓮華(れんげ)流・院尊流・三昧(さんまい)流・仏頂流・味岡(あじおか)流・智泉流・穴太(あのう)流・...
たげん‐ろん【多元論】
哲学で、世界を相互に独立な複数の根本的な原理によって説明しようとする立場。万物の根源を地・水・火・風とした古代ギリシャのエンペドクレスの説など。→一元論 →二元論