む‐けい【無稽】
[名・形動]根拠がないこと。でたらめであること。また、そのさま。「それほど—な(の)議論でもあるまい」「荒唐—」
むげんとれんぞく【無限と連続】
数学者、遠山啓の著作。副題「現代数学の展望」。昭和27年(1952)刊。現代数学の根本概念を解説する。
むこう‐づくり【向こう造(り)】
神社建築の様式の一。切妻屋根の妻の部分が正面に向いているもの。
む‐こん【無根】
よりどころのないこと。根も葉もないこと。「—の風説」「事実—」
むさしむらやま【武蔵村山】
東京都中北部の市。工業地・住宅地化が進む。武蔵七党の一の村山党の根拠地。狭山茶・村山大島紬を特産。人口7.0万(2010)。
むしとり‐すみれ【虫取菫】
タヌキモ科の多年生の食虫植物。高山の湿地に生え、高さ5〜15センチ。葉は根元から数枚出て長楕円形。葉の縁が内側に巻き込み、表面には粘液を分泌する腺毛が密にあり、虫を捕らえる。夏、花茎を伸ばし、紫...
むじな‐も【狢藻】
モウセンゴケ科の多年生の食虫植物。分布はまれで、沼や水田に浮かび、根はない。茎は長さ20センチ程度。葉は数枚ずつ輪生し、虫が触れると二枚貝のように閉じて虫を捕らえる。夏、水面上に柄を伸ばし、淡緑...
むな‐がわら【棟瓦】
屋根の棟をふくのに用いる瓦。熨斗(のし)瓦・雁振(がんぶ)り瓦など。むねがわら。
むな‐ぎ【棟木】
棟に渡す横木。屋根の最上部に、桁行(けたゆき)方向に取り付ける横木。むねぎ。
むな‐ぐるま【空車】
《「むなくるま」とも》 1 人や物を乗せていない車。からぐるま。「左府の御車を—にて法成寺へやらせられけり」〈著聞集・三〉 2 車台だけで、屋根や屋形のない車。「雑役の—を持ちて牛の無きを見て」...