えいり‐ねほん【絵入り根本】
挿絵入りの歌舞伎脚本。安永(1772〜1781)ごろから文化・文政・天保年間(1804〜1844)を最盛期として、主に京坂で刊行。根本。
えいり‐ぼん【絵入り本】
本文の内容にそった挿絵の入っている本。特に、近世の絵入り根本(ねほん)・絵入り狂言本などをいう。絵本とは異なる。
えい‐りゅう【癭瘤】
昆虫・線虫・ダニや細菌・菌類が寄生したり共生したりして、植物体に異常発育または異常形態形成を起こした部分。虫こぶ(虫癭(ちゅうえい))や根粒の類。
えき【腋】
[音]エキ(漢) [訓]わき 1 わき。わきの下。「腋下・腋臭」 2 葉のつけ根。「葉腋」 [難読]闕腋(けってき)・腋臭(わきが)
えき‐か【腋花】
葉の付け根に開く花。⇔頂花。
えき‐が【腋芽】
葉の付け根にできる芽。側芽。わきめ。⇔頂芽。
えき‐せい【腋生】
[名](スル)芽や花が、葉の付け根から生じること。
えぐり‐だ・す【抉り出す/刳り出す】
[動サ五(四)] 1 刃物などを突き刺し、くりぬくように取り出す。「患部を—・す」 2 隠されている事実や真実を明らかにする。「根本的な問題点を—・す」
えこうほつがん‐しん【回向発願心】
三心の一。自分が修めた善根功徳を他にも振り向けて、自他ともに極楽浄土に往生しようと願う心。
え‐こん【慧根】
仏語。五根の一。煩悩(ぼんのう)を抑え、悟りを開かせる働きのある智慧(ちえ)。