かく‐さげ【格下げ】
[名](スル) 1 それまでより資格・等級・地位などを低くすること。「二部に—される」⇔格上げ。 2 商品取引所で、受け渡し品が標準品より劣っているとき、その格付けを標準品より低くすること。⇔格上げ。
かくさ‐しゃかい【格差社会】
成員が、特定の基準から見て隔絶された階層に分断された社会。特に、所得・資産面での富裕層と貧困層の両極化と、世代を超えた階層の固定化が進んだ社会。 [補説]バブル経済崩壊後の不況で、中高年の雇用を...
かく‐さつ【格殺/挌殺】
[名](スル)手で打ち殺すこと。なぐり殺すこと。
かく‐しき【格式】
1 身分・家柄などによって定まっている礼儀や作法。また、身分や家柄。「—を重んじる」「—のある家」 2 ⇒きゃくしき(格式)1
かくしき‐ば・る【格式張る】
[動ラ五(四)]身分・家柄や礼儀・作法などを重んじる。また、形式を重んじて堅苦しく振る舞う。「—・った披露宴」
かく‐した【格下】
等級・地位・力量などが下であること。また、その人や物事。「—相手に苦杯をなめる」⇔格上。
かく‐じょし【格助詞】
助詞の種類の一。体言または体言に準ずるものに付いて、それが文中で他の語とどんな関係にあるかを示す助詞。現代語では、「が」「の」「を」「に」「へ」「と」「より」「から」「で」など。古語では、「が」...
かく‐だん【格段】
[名・形動] 1 物事の程度の差がはなはだしいこと。また、そのさま。「一年前に比べて—に上達した」「—の相違」 2 物事の程度が普通をはなはだしく超えていること。また、そのさま。「この—なる地位...
かく‐ちょう【格調】
詩歌・文章・演説などの構成や表現から生じる全体の品格。「—の高い文章」
かくちょう‐は【格調派】
中国の詩で、盛唐の詩に学んで、格(体裁)と調(声調)との調和した品格の高さを理想とした流派。清の沈徳潜(しんとくせん)が提唱し、明の李夢陽(りぼうよう)・何景明(かけいめい)・李攀竜(りはんりょ...