いちげん‐きん【一弦琴/一絃琴】
弦楽器の一。長さ約1.1メートルの杉または桐材の胴に、1本の絹糸の弦を張った琴。江戸時代に中国から伝わった。一つ緒(お)。須磨琴(すまごと)。板琴(ばんきん)。独弦琴。
いち‐こ【市子/巫女/神巫】
1 神霊・生き霊(りょう)・死霊(しりょう)を呪文を唱えて招き寄せ、その意中を語ることを業とする女性。梓巫(あずさみこ)。巫女(みこ)。口寄(くちよ)せ。 2 神前に奉仕して、神楽(かぐら)を奉...
いち‐こつ【壱越】
日本音楽の十二律の一。十二律の基音で、中国の十二律の黄鐘(こうしょう)、洋楽のニ音にあたる。
いちこつ‐ちょう【壱越調】
雅楽の六調子の一。壱越の音を主音とする音階。
いち‐ざ【市座】
中世、市場に設けられた特権的な販売座席。領主に市座役(営業税)を納入し、その保護を受けた。戦国大名の楽市楽座政策により撤廃。
いちねん‐おうじょう【一念往生】
1 臨終のときに一度だけ阿弥陀仏を念ずれば、極楽に往生するということ。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の名号を唱えていれば極楽に往生できるということ。
いちねん‐ぎ【一念義】
浄土宗の一派で、法然(ほうねん)門下の幸西らの異端的主張。極楽に往生するには信心だけでよく、念仏を必要としないと説く。⇔多念義(たねんぎ)。
いちビット‐オーディオ【一ビットオーディオ】
《1 bit audio》従来の音楽用CDなどの変調方式であるPCMに代わり、DSD(PDM)を採用するデジタルオーディオシステムの通称。名称は、音声信号の振幅の大きさを1ビットのパルスの粗密で...
いちぶ‐けいしき【一部形式】
楽曲で、4小節ずつの前楽節・後楽節でできている8小節の形式。最も簡単な形式。
いちぶつ‐じょうど【一仏浄土】
仏語。仏が住んでいる浄土。特に、阿弥陀仏の極楽浄土。一仏土。