オルガヌム【(ラテン)organum】
9〜13世紀、ヨーロッパで流行した初期の多声音楽。グレゴリオ聖歌などの旋律を主声部とし、いくつかの声部を付け加えた楽曲。
オルガン‐コラール
《(和)organ+(ドイツ)Choral》コラール旋律を用いて作曲したオルガン音楽の総称。コラール前奏曲、コラール変奏曲などがある。→コラール
オルゲルプンクト【(ドイツ)Orgelpunkt】
音楽で、最低声部が同音を長く持続すること。その上部に旋律・和声が変化、展開させられる非和声音。
オルゴール【(オランダ)orgel】
1 小曲を自動的に演奏する装置を小箱などに組み込んだもの。表面に針を植えつけた円筒や円盤がぜんまい仕掛けなどで回転し、順次その針が音階板に触れて音を出す。自鳴琴(じめいきん)。 2 歌舞伎下座(...
オルターナティブ‐ロック【alternative rock】
非商業的・アンダーグラウンド的ロック音楽。商業主義に染まった既存のロックに包括されない傾向のロックをさして、1980年代初頭から使われだした言葉。主流に対する「そうではないもう一つのもの、代替物...
オルティセイ【Ortisei】
イタリア北東部、トレンティーノアルトアディジェ自治州の町。ドロミティ山地、セチューダ山(標高2518メートル)の麓に位置する。山岳リゾートとして知られ、スキーや登山を楽しむ観光客が数多く訪れる。...
オルフェウス【Orpheus】
ギリシャ神話で、詩人・音楽家で竪琴(たてごと)の名手。死んだ妻エウリュディケを連れ戻そうと冥界(めいかい)に下ったが、冥界の王ハデスとの約束に反して、後ろを振り向いて妻を見たため、望みを果たせな...
尾(お)を泥中(でいちゅう)に曳(ひ)く
《楚王に仕官を求められた荘子が「亀は、殺されて占いの用に立てられて大切にされるよりは、泥の中に尾をひきずってでも生きているほうを望むだろう」と言って断わったという「荘子」秋水の故事から》仕官して...
おん【音】
[名] 1 おと。ねいろ。「ドの—」 2 人の口から発せられる言葉を構成する、一つ一つのおと。「『ひ』と『し』の—を混同する」 3 漢字の読み方の一。日本に伝来して国語化した漢字の発音。伝来し...
おん【音】
[音]オン(呉) イン(漢) [訓]おと ね [学習漢字]1年 〈オン〉 1 おと。「音響・音質・音波/擬音・跫音(きょうおん)・玉音・高音・轟音(ごうおん)・雑音・消音・心音・騒音・低音・爆...