おきゃく‐さま【御客様】
「客」を敬っていう語。「—、お待たせいたしました」 →客
おぎんさま【お吟さま】
今東光の歴史小説。千利休の娘、吟を題材とする。昭和31年(1956)発表。同年、第36回直木賞受賞。
おく‐さま【奥様】
1 他人の妻を敬っていう語。 2 女主人を敬っていう語。使用人などが使う。「—の用事で参りました」 [補説]古くは、公家・大名などの妻の敬称だったが、のちに武家・富商などにもいうようになり、現在...
おく‐ざま【奥様】
奥のほう。「—へ、ゐざり入り給ふ」〈源・末摘花〉
おこ‐さま【御子様】
1 相手を敬ってその子供をいう語。「—はおいくつですか」 2 子供。「—用品」
おごう‐さま【御御様】
奥様。お嬢様。「うばが方から—へのことつてがござる」〈虎明狂・米市〉
おしら‐さま【おしら様】
東北地方に伝わる民間信仰の一。神体は約30センチの桑の一対の棒で、男女や馬の顔を彫ったり描いたりし、「おせんたく」とよぶ布を着せる。農神・蚕神として信仰される。おしらぼとけ。おしんめさま。
お‐じい‐さま【御爺様】
老年の男性を敬っていう語。⇔御婆様(おばあさま)。
お‐じい‐さま【御祖父様】
祖父を敬っていう語。⇔御祖母様(おばあさま)。
おじ‐さま【伯父様/叔父様】
「おじ(伯父・叔父)」を敬っていう語。⇔おば(伯母・叔母)さま。