にばん‐せんじ【二番煎じ】
1 一度煎じたものをもう一度煎じること。また、そのもの。「—の茶」 2 前にあったことの模倣で新味のないもの。「—のコマーシャル」
のう‐がかり【能掛(か)り】
能を模倣して演じる歌舞伎・浄瑠璃など。また、その型や脚本・節回し。
バイオミメティクス【biomimetics】
《「バイオミメティックス」とも》生体のもつ優れた機能や形状を模倣し、工学・医療分野に応用すること。ハスの葉の撥水(はっすい)効果、サメ肌の流体抵抗の低減効果、ヤモリの指の粘着力などが材料開発など...
パスティーシュ【(フランス)pastiche】
文学・美術・音楽などの模倣作品。寄せ集め。ごたまぜ。
パロディスト【parodist】
パロディーを行う人。原作を模倣して、風刺的に表現する人。
パロ・る
[動ラ五]《「パロディー」の略の「パロ」の動詞化》あるものを題材として、風刺的なもじりの文や歌・絵・文章などを作る。風刺的に模倣する。
パワード‐スーツ【powered suit】
筋力を補強するための人体装着用の機械。人間の筋肉を工学的・機械的に模倣する人工筋肉を用いる。リハビリテーションの支援や介護者の筋力補助など、医療現場での利用が広がっている。 [補説]「ロボットス...
ひぜん‐ぶし【肥前節】
1 古浄瑠璃の一。杉山丹後掾(たんごのじょう)の子の杉山肥前掾が江戸で語ったもので、寛文(1661〜1673)ごろに流行。 2 歌舞伎下座音楽の一。1を模倣した合方(あいかた)。大鼓・小鼓を伴い...
ひ‐そう【皮相】
[名・形動] 1 物事の表面。うわべ。うわっつら。「西洋文明の—を模倣するのみで」〈藤村・夜明け前〉 2 うわべだけを見て判断し、物事の本質に至らないこと。また、そのさま。「—な見解」
ふじわら‐きょう【藤原京】
持統天皇8年(694)から元明天皇の和銅3年(710)の平城遷都までの3代16年間の都。大和三山に囲まれた、現在の橿原(かしはら)市にあった。唐の都を模倣した最初のもの。