すい‐きょう【水鏡】
1 水面に物の形が映ること。みずかがみ。 2 水がありのままに物の姿を映すように、物事をよく観察してその真情を見抜き、人の模範となること。また、その人。
すい‐はん【垂範】
[名](スル)自ら模範を示すこと。他の手本となること。「率先—する」
そうてい‐もんどう【想定問答】
出そうな質問を想定し、それに対する模範回答を用意すること。国会や地方議会、株主総会、面接試験などの対策として作られる。「—集」
そう‐ぶん【宋文】
中国、宋代の文章。古文を模範としたもの。唐代まで主流であった四六駢儷文(しろくべんれいぶん)に替わる古文復興をいう。
そっせん‐すいはん【率先垂範】
先頭に立って模範を示すこと。
ためし【例/様】
1 前にすでにあったこと。先例。前例。「けんかで勝った—がない」 2 手本になるようなこと。模範。規範。「かの御教へこそ、長き—にはありけれ」〈源・梅枝〉
ち‐の‐しお【地の塩】
イエス=キリストの教え。神を信じる者は、腐敗を防ぐ塩のように、社会・人心の純化の模範であれとの意。模範や手本のたとえ。
ていはん【帝範】
中国の政治書。4巻12編。唐の太宗撰。648年成立。帝王として模範とすべき事項を記し、太宗の子(のちの高宗)に与えたもの。「貞観政要」とともに、帝王学の教科書として有名。
て‐かがみ【手鑑】
1 代表的な古筆切(こひつぎれ)やその写しを集めて帖(じょう)に仕立てたもの。もと古筆の鑑定用として作られた。古筆手鑑。 2 手本。模範。
て‐ほん【手本】
1 習う人が模範とすべき字や絵などのかいてある本。「—どおりに書く」 2 見習うべき物事。模範。「友人宅を—にして新築する」