かん‐ぼく【簡朴/簡樸】
[名・形動]簡略で素朴なこと。また、そのさま。「その歌のかずかずは、万葉の高古にして—なる」〈藤村・雅言と詩歌〉
が‐ぼく【雅樸】
[名・形動]上品で素朴であること。また、そのさま。「為山氏の画は巧緻精微、不折君の画は—雄健」〈子規・墨汁一滴〉
こ‐はだ【木皮/木肌/樸】
木の皮。
しつ‐ぼく【質朴/質樸】
[名・形動]性格がすなおで律義なこと。また、そのさま。純朴。素朴。「—な人」 [派生]しつぼくさ[名]
そ‐ぼく【粗朴/粗樸】
粗末で飾り気のないこと。
そ‐ぼく【素朴/素樸】
[名・形動] 1 自然のままに近く、あまり手の加えられていないこと。単純で発達していないこと。また、そのさま。「—な遊び」「—な漁法」「—な疑問」 2 人の性質・言動などが、素直で飾り気がないこ...
たちばな‐しらき【橘樸】
[1881〜1945]中国研究家・ジャーナリスト。大分の生まれ。王道国家論など満州国の理念を説き、合作社運動を進める。著作に「支那思想研究」「支那社会研究」など。
ぼく【樸】
[音]ボク(呉) ありのままで飾り気がない。「樸直/簡樸・質樸・淳樸(じゅんぼく)・純樸・素樸」 [補説]「朴」と通用する。原義は、切り出したままの木。 [難読]樸樹(むくのき)