こ‐じゅ【古樹】
長い年月を経ている樹木。古木(こぼく)。
こ‐じゅ【孤樹】
ぽつんと1本だけ立っている樹木。
こ‐だま【木霊/谺/木魂】
[名](スル)《近世初めまでは「こたま」》 1 樹木に宿る精霊。木の精。「—が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえよ」〈鏡花・高野聖〉 2 《1がこたえるものと考えたところから》声や音が山や谷な...
こどものき【こどもの樹】
洋画家・彫刻家の岡本太郎の制作による、東京青山にあった児童施設「こどもの城」のシンボルモニュメント。樹木からのびる枝の先に、さまざまな子どもの顔がついている作品。昭和60年(1985)制作。
こぬれ【木末】
《「こ(木)のうれ(末)」の音変化》樹木の先端の部分。こずえ。「三国山—に住まふむささびの鳥待つごとく我待ち痩せむ」〈万・一三六七〉
こ‐の‐した【木の下】
樹木が立っている下。きのした。
こ‐の‐は【木の葉】
1 樹木の葉。きのは。 2 落ち葉。枯れ葉。梢(こずえ)に散り残っている葉。《季 冬》「人待つや—かた寄る風の道/素堂」 3 《木の葉が風にたやすく散るところから》軽いもの、小さいものについてい...
こ‐ぶか・い【木深い】
[形][文]こぶか・し[ク]樹木が生い茂っているさま。「—・い病院の一室」〈三重吉・小鳥の巣〉
こ‐ぼく【古木】
年を経た樹木。老木。
こ‐もり【木守】
庭園の樹木などを守って世話をすること。また、その番人。「—といふ者の、築地(ついぢ)のほどに廂(ひさし)さしてゐたるを」〈枕・八七〉