あまの‐だる【天野樽】
1 天野酒を入れた、片側に柄のついた樽。 2 柄樽(えだる)のこと。
いわい‐だる【祝い樽】
祝儀用の酒樽。角樽(つのだる)・指し樽など。
え‐だる【柄樽】
一対の高い柄を付け、それに提げ手を通した酒樽。小売り酒屋が得意先に配達するのに用いた。その一種で、祝儀用として漆塗りにしたものを角樽(つのだる)とよぶ。
おたる【小樽】
北海道西部の市。石狩湾に面し、石狩炭田の石炭積み出し港、のちに貿易港として繁栄した。現在は商工業が盛ん。人口13.2万(2010)。 [補説]近世は小樽内といい、アイヌ語「オタ‐オル‐ナイ」(砂...
かよい‐だる【通い樽】
1 酒屋から得意先へ配達するときに用いる酒樽。 2 祝儀に用いる酒樽。
こも‐だる【菰樽/薦樽】
菰を巻いた酒樽。もとは運搬時の樽の破損を防ぐために巻いたが、菰に美麗な絵などを描き、祝宴での鏡抜きに使うことが多い。
さか‐だる【酒樽】
酒を入れておくための樽。
さし‐だる【差し樽/指し樽】
横幅が狭い箱型で、注ぎ口が上に突き出た酒樽。→結い樽
ざん‐そん【残樽】
酒の残っている樽(たる)。また、樽に残っている酒。
しと‐だる【四斗樽】
酒などが4斗ほど入る大きな樽。現在ではふつう約3斗2升入りをいう。